11: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:09:03.20 ID:bbMCd2Ut0
少女「……でも、ここで私が神さまに会ったのも自然の流れだよ。友だちに頼ることも自然の流れなんじゃないかな」
少女「私は引っ越したくない。だから友だちに手伝ってもらう。自然じゃない?」
12: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:10:01.85 ID:bbMCd2Ut0
少女「油あげあげるから、お願い」
きつね「……わたし、肉食です。まあ、お願いは手伝うことにしますけど」
13: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:11:01.73 ID:bbMCd2Ut0
きつね「それで、どうして引っ越すことになったんですか?」
少女「お父さんの転勤」
14: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:12:01.61 ID:bbMCd2Ut0
きつね「なら問題ないですね。一人暮らししましょうか」
少女「一人暮らし……?」
15: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:12:34.94 ID:bbMCd2Ut0
きつね「提案しといてなんですが、ご両親と離れて暮らすのはいいんですか?」
少女「そんなに良くないけど、ここを離れるよりはいいかな」
16: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:14:01.90 ID:bbMCd2Ut0
きつね「なら後は説得ですね」
少女「せっとく」
17: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:15:01.97 ID:bbMCd2Ut0
きつね「まあ、それは置いといて」
少女「いや置いとかないでよ、中学生なら許可もらうのも少しは楽だよ」
18: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:16:01.57 ID:bbMCd2Ut0
少女「説得ってどうやってすればいいのかな。説得したことないからわかんないんだけど」
きつね「考えてみたらわたしもやったことないですね。どうしましょうか」
19: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:16:54.60 ID:bbMCd2Ut0
少女「……とりあえず帰ったら話してみる。もしかしたら何も言わないでも許可してくれるかもしれないし」
きつね「そうですか。なら、わたしは貴方が次に来るまでに考えておきますね」
20: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:17:29.71 ID:bbMCd2Ut0
◇
少女「こんにちは」
21: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:21:20.84 ID:bbMCd2Ut0
きつね「それで、どうでした?」
少女「許可、貰えちゃった」
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