2:名無しNIPPER[saga sage]
2018/05/09(水) 10:22:11.08 ID:NTp9xhz30
男「…………」
男「…………」
男「…………」
男「……だぁぁ!やっぱ静かにしてんのは性に合わねえな」
男「つっても何が出来るわけでもねえし……」
男「おーい、なんか暇潰せるものないのか?」
男「……必要な時に居ねえんだな、あいつ……」
男「そういや隣は女だっつってたな……」
男「…………ちっと見るだけなら……。ほら、助けなきゃいけない状況かもしれないし、な」
女の子「自分の獣欲が理由の行動なのに、言い訳がましく正当化してから行動に移るなんて、なっさけない男ね」
男「なっ!」
女の子「まったく、こっち見ないでくれる。視線で汚れてしまうわ」
男「カーテン越しなのになんで分かるんだよ」
女の子「あんたみたいなスケベの行動なんてお見通しなのよ。それにカーテンすら貫通して突き刺さって来るアンタの視線。ホント、視線だけで妊娠しそうだわ。ここまで下卑た視線の持ち主何てそういないわよ。これは絶対、豚みたいな顔してて体は熊みたいな筋肉ダルマね。あ〜いやだいやだ」
男「……お、俺は豚みたいな顔してねーよ」
女の子「ならそれ以外は認めるって事ね。こっち見ないでくれる?こんな美少女を一目見たいって感情は理解できなくもないけど、見る事すらアンタには不釣り合いだと自覚なさい。いえ、出来る事なら息も止めてくれるかしら?同じ空気を吸いたくないのよ。今まで私の吐いた息を吸えたんだから満足でしょう?」
男「……しょ、初対面でいきなりそこまで言うか」
女の子「ふんっ、まだ対面してすらいないわよ。そうか、あんたの事だからカーテン越しでも私の事を妄想してみた気になったと言う事ね。うわぁ、こんなロリコンの変態だとか私の想像の遥か上を行っていたわ。絶対こっちに入ってこないでよ。いえ、何か撃退する対策を取らないと……拳銃とか貸し出してもらえるのかしら」
男「あのな……」
女の子「拳銃じゃだめね。マシンガンとか……いえ、大砲とかじゃないと止められないかもしれないわ」
男「俺は深海棲艦(あいつら)じゃねえよ……」
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