9: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:39:39.34 ID:uKRVVZyl0
加蓮「……はぁ。ごめんね。お見舞いに来たはずなのに責めるようなことばっかり言っちゃって。しんどいのは良く知ってるはずなのに」
P「いいさ。ホントのことだ。俺もこれまでのこと反省するよ……あ」グゥゥ
加蓮「ふふっ。本当に反省してる?」
10:名無しNIPPER[sage]
2018/05/08(火) 20:41:58.97 ID:QkCl2J6DO
これは北条さんに、住民表の本人の隣の項目に名前を入れてもらわないとね
11: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:42:00.47 ID:uKRVVZyl0
加蓮「はい、できたよ。おまたせ」
P「ああ、ありがとう。よっと……」
加蓮「あ、動かなくていいよ。食べさせてあげる」
12: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:44:17.31 ID:uKRVVZyl0
加蓮「どう? おいしい?」
P「ん……ちょっと、聞くのが、早い」モグモグ
P「ゴクン……うん。おいしい」
13:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 20:47:04.27 ID:uKRVVZyl0
加蓮「……ふふっ」
P「ん、なんだ?」
加蓮「ううん。なんでもない。ただプロデューサーさんが私の料理を食べてくれてるっていうのが、少し嬉しかっただけ」
14: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:47:39.30 ID:uKRVVZyl0
加蓮「ちょ、ちょちょちょちょっと待って! いきなりなに言ってんの!?」
P「ん? ああ、なんとなくだぞ。なんとなく。料理もできるみたいだし、親身になって看病してくれるし。旦那さんは幸せものだ」
加蓮「い、意味わかんない意味わかんない。どうしてそういうことになるの? というか、アイドルに結婚話はご法度でしょ。普通、プロデューサーがする?」
15: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:49:47.80 ID:uKRVVZyl0
加蓮「……そういうプロデューサーさんは彼女とかいないの?」
P「……その質問の答えがもしイエスだったら、今この瞬間目の前に座って看病してくれてるのはその人になってるだろうな」
加蓮「それもそっか……ふーん」
16: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:52:22.47 ID:uKRVVZyl0
加蓮「でも、嬉しかったよ。アタシのこと、そういう風に見てくれてるんだなぁって。大切に思ってくれてるんだね」
P「……まぁ、俺は加蓮のプロデューサーだからな。高いテンションを維持するのは俺の仕事だし」
加蓮「あ、照れてる。顔赤くなったよ?」
17: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:54:30.92 ID:uKRVVZyl0
P「ったく……奈緒のこともこんな風にいじってるのか?」
加蓮「だって奈緒ったらほんとにかわいい反応するんだもん」
P「奈緒……同情するよ。……ん、食べ終わったぞ」
18: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:56:56.31 ID:uKRVVZyl0
加蓮「プロデューサーさん、終わったよ……って、もう寝ちゃってる。寝つき早いなぁ」
P「すー……すー……」
加蓮(ふふっ……かーわいっ……なんだかこうしてるとホントにお母さんの気持ちになっちゃうなぁ……)
19: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:58:54.73 ID:uKRVVZyl0
加蓮(プロデューサーさん、意外と漫画も読むんだね。週刊だし、毎週買ってるのかな? あ、そういえばこの間奈緒と楽しそうに話してたっけ)
加蓮(……今度、奈緒におすすめ教えてもらおうかな……)
加蓮(よし、これを巻数順に並べて本棚につめちゃおう。よいしょっと、ふう……あれ?)
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