16: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:52:22.47 ID:uKRVVZyl0
加蓮「でも、嬉しかったよ。アタシのこと、そういう風に見てくれてるんだなぁって。大切に思ってくれてるんだね」
P「……まぁ、俺は加蓮のプロデューサーだからな。高いテンションを維持するのは俺の仕事だし」
加蓮「あ、照れてる。顔赤くなったよ?」
17: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:54:30.92 ID:uKRVVZyl0
P「ったく……奈緒のこともこんな風にいじってるのか?」
加蓮「だって奈緒ったらほんとにかわいい反応するんだもん」
P「奈緒……同情するよ。……ん、食べ終わったぞ」
18: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:56:56.31 ID:uKRVVZyl0
加蓮「プロデューサーさん、終わったよ……って、もう寝ちゃってる。寝つき早いなぁ」
P「すー……すー……」
加蓮(ふふっ……かーわいっ……なんだかこうしてるとホントにお母さんの気持ちになっちゃうなぁ……)
19: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 20:58:54.73 ID:uKRVVZyl0
加蓮(プロデューサーさん、意外と漫画も読むんだね。週刊だし、毎週買ってるのかな? あ、そういえばこの間奈緒と楽しそうに話してたっけ)
加蓮(……今度、奈緒におすすめ教えてもらおうかな……)
加蓮(よし、これを巻数順に並べて本棚につめちゃおう。よいしょっと、ふう……あれ?)
20: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:01:28.22 ID:uKRVVZyl0
加蓮(……ちょ、ちょっとだけ……///)ピラッ
加蓮「……わぁ……わぁ……///」ピラッピラッ
加蓮(……こういうのって、こうなってるんだ……///)
21: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:03:45.99 ID:uKRVVZyl0
加蓮「ふう! こんなものかな。やっと治まった」
P「……う、うん? 加蓮?」
加蓮「あ、プロデューサーさん、起きた?」
22: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:05:38.02 ID:uKRVVZyl0
加蓮「ポカリ飲む?」
P「ん、もらうよ。ありがとう……ぷは。結構喉が渇いてたみたいだ」
加蓮「汗も沢山かいてるからね。ほら、パジャマ見て」
23: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:07:53.01 ID:uKRVVZyl0
P「シクシク……もうお婿にいけない……」
加蓮「なに言ってんの。後半ちょっとノリノリだったくせに。ほら、手広げて。ちゃんと拭けないでしょ」
P「くそぉ……だいたい、加蓮はこういうのに抵抗ないのか? 自分で言うのもなんだけど、俺もうおっさんだぞ」
24: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:09:17.33 ID:uKRVVZyl0
加蓮「はい、体温計。熱も少しは下がったんじゃないかな」
P「測ってみるか……。それにしても、なんだ。今日は本当に世話になっちゃったな。今度お礼に何かご馳走するよ」
加蓮「ホント? じゃあ何食べたいか考えとくね」
25: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:10:57.17 ID:uKRVVZyl0
加蓮「ポテトはもちろん好きだけど、それだけじゃないんだよ。ほら、この間見せたまゆと奏と撮った写真。アタシあの時チュロス食べてたでしょ?」
P「ああ、そういえば。まゆのポップコーンもつまみ食いしてたな」
加蓮「アタシはああいうお菓子とかジャンクなものが好きなの。昔あんまり食べられなかったから」
26: ◆B.8Kea.bFM[sage saga]
2018/05/08(火) 21:14:30.61 ID:uKRVVZyl0
ピピピ ピピピ
P「お、体温計が鳴った。えーっと、37.6℃」
加蓮「ちょっと下がったね。今晩また大人しく寝てれば明日の朝には完全に下がると思うよ」
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