4:名無しNIPPER[sage]
2018/05/06(日) 11:03:33.78 ID:aJ/73BMS0
巴「って、何の話してたんだっけか」
ひまり「えーっと、つぐが叱られたいって話?」
つぐみ「それだけだと語弊があるような……」
巴「あーそうだそうだ。アタシにはイマイチそれがピンと来ないんだよな。なんで叱られるのに憧れてるんだ?」
つぐみ「えっと……本気で叱ってくれると、私のことを心配してくれてるんだなって思えて……ちょっと嬉しくなるんだよね」
つぐみ「あ、もちろんみんなに心配されることも嬉しいよ?」
つぐみ「でも……年上の人にね、ちょっと大人っぽく叱ってもらいたいなー、なんてたまに思うっていうか、なんていうか……。分かり辛くてごめんね?」
ひまり「いやいや、分かるよつぐ!」
つぐみ「え、そ、そう?」
ひまり「うん! 私も叱られたいって思うもん、薫先輩に!」
つぐみ「……え?」
ひまり「普段はすっごく優しくて紳士的な薫先輩に、ある日校舎裏に呼び出されて……人気のないそこで、ちょっと強引に壁ドンとかされちゃってさ……」
ひまり「『こんなにも私を惑わせるなんて、イケない子猫ちゃんだ。もしかしてわざとかい? それなら、ちゃんと叱ってあげないとね……』なんて甘い声で言われたら……きゃーっ!! 叱って下さーい!! ってなるよね!」
つぐみ「…………」
巴「…………」
ひまり「……あれ? どしたの、2人とも」
巴「いや、なぁ……それは違うんじゃないか?」
つぐみ「う、うん……」
ひまり「え、え? つぐが言ってるのってこういうのじゃないの?」
つぐみ「ちょっと……違うかなぁ……」
ひまり「そっかぁ、違うのかー」
巴「そもそも薫先輩はそんなことしなさそうだしな」
ひまり「違うんだよ巴っ、やらなそうだから実際にされたらすごくキュンキュンするんだよっ! そのギャップがいいの、グッとくるの!」
巴「いや、そんな熱弁されてもアタシには生涯理解できないと思うから」
ひまり「あー、まーそうだよね。巴はする方だもんね、壁ドンとか股ドンとか床ドンとか」
巴「……いや、それもないと思うぞ」
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