海未(執事)「雪穂お嬢様、起床のお時間です」 雪穂「んん〜・・・後5分・・・」
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8: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2018/05/06(日) 09:16:36.53 ID:Ajs3KWNf0


雪穂「よ、よし! これで行こう!」

 < コンコン
 < 雪穂お嬢様

雪穂「わっ?! な、なに? 海未?」

 < はい、海未です。お部屋のお掃除をしてもよろしいでしょうか

雪穂「ああうん。いいよ」

スーッ

海未「失礼いたします」

雪穂「んっ、お願い」

海未「はい」テキパキ


雪穂「・・・・・・・」

海未「・・・・・・・」サッサッ


雪穂(・・・・・・今二人っきりじゃん)

雪穂(ううんっ違う違う! そっちはボツになった奴だから! そう、適当な感じに―――)


海未「あら、これはなんでしょう?」ヒョイ

雪穂「あっ!? それは!」

海未「クンクン 甘い。チョコレートですか?」

雪穂「あっ、いや・・・」

雪穂(ど、どうしよ・・・こっちから渡す前に気付かれちゃった。ま、まあいいや、このまま適当な感じで―――)

雪穂「ああ、う、うん、チョコだけど・・・・・。で、でも大したもんじゃないし。もらい物で、よかったら―――」

海未「もらい物?! 今日ですか?! バレンタインデーの今日にもらったのですか?! 誰からもらったと言うのですか!!!」ガタッ

雪穂「へっ?!」ビクッ

海未「雪穂お嬢様!」ズズイ

雪穂「あっうっ・・・ご、ごめ・・・私が作った奴・・・」

海未「雪穂お嬢様の手作りチョコぉ?!」ズガーン

海未「誰かにあげるのですか?! はっ! も、もしかして私ですか!?」パァ

雪穂「なっ! ち・・・ちがう!」

海未「違うのですか・・・・。では誰にあげるのですか?」

雪穂「えっ、うっ・・・そ、それは・・・・そ、そう! 学校の先輩にあげるの! いつもお世話になってる公野先輩に!」

海未「・・・・・そうですか」

雪穂「うぅ・・・・そう・・・・。だから返してよ・・・・」


雪穂(私のバカ・・・・。変な意地張ってせっかくのタイミング逃しちゃった・・・・。はぁ・・・。チョコは後で自分で食べよ・・・・)ションボリ....





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