海未(執事)「雪穂お嬢様、起床のお時間です」 雪穂「んん〜・・・後5分・・・」
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23: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2018/05/06(日) 09:37:29.45 ID:Ajs3KWNf0


雪穂(小さい子供が遊んでる)

雪穂(私が小さい時も、あんな風に遊んでいたっけ。お姉ちゃんと、ことりさんと、海未さんと)

雪穂(お姉ちゃんとことりさんは昔も今とあんまり変わらないけど、海未さんはすごく恥ずかしがり屋さんだったなぁ。いつも物陰に隠れてて、涙目で、怖がりで)

雪穂(私より年上なのに、こんな頼りない人の将来は大丈夫なのかな、なんて小さい頃の私は思っていけど・・・)

雪穂(いつからか海未さんは、私やお姉ちゃんに毎日のようにカミナリを落とすくらいに強気になって、実際色んな武道を通じて強くなって、正義感があって、勉強もできるし、料理もできる。こんなに素敵な女性になるなんて、小さい頃は全然想像もしなかった)



海未「ああやって遊んでいる小さな子供達を見ていると思い出しますね。あのくらいの頃に、私と、ことりと、穂乃果と、雪穂で近所の公園で遊んでいた時の事」

雪穂「えっ・・・?」ドキッ

雪穂(同じこと考えてた?)ドキドキ


海未「あの頃と比べて穂乃果とことりは今もあんまり変わらないですけど、雪穂は結構変りましたよね」

雪穂「そ、そう? どんなところが?」

海未「小さい頃の雪穂はとても恥ずかしがり屋でした。いつも穂乃果の背中の後ろに隠れていて、私やことりに上手く話しかけられなくて。それにちょっと穂乃果を見失っただけで泣き出してしまうくらいの泣き虫でしたし」

雪穂「えっ/// ええ〜?/// そうだったかなあ・・・?」

海未「そうでしたよ。ですから、私、失礼ながらこんなことを思っていました」


海未「こんな頼りない人の将来は大丈夫なのかな、なんて」


雪穂「!」

海未「中学校くらいからでしたっけ。雪穂は私の事を “海未ちゃん” ではなく “海未さん” と呼び方を変えましたよね」

雪穂「う、うん。いくら幼馴染とはいえ、同じ学校に通う先輩の事を ちゃん付けで呼ぶのはおかしいかと思って」

海未「自分でそのように考えられる辺り、雪穂はしっかりした人です。だらしない穂乃果とは正反対に、毎朝ちゃんと起きるし、体型の事を気にして自分自分を律する事が出来ているし、年上の私からしてもときどき驚かされるくらい、人前で冷静に落ち着いて自分の意見を言えるし。なにより―――」


海未「雪穂は穂乃果以上に、人の心の中にある本当の想いを感じ取るのが上手です」





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