4:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:06:00.86 ID:ERBqAZ970
いつのまにか生徒会の仕事も終わり、千歳と二人で帰る
千歳には言っといた方がいいかもね・・・
綾乃「ねぇ千歳・・・」
5:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:13:51.23 ID:ERBqAZ970
千歳「綾乃ちゃんの気持ちはそんなもんだったん?」
自分でもそう思ってる
千歳「簡単に諦めてええの?」
6:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:21:54.27 ID:ERBqAZ970
綾乃「うるさいっ!私の気持ちも知らないくせに!」
私の悩みを否定した千歳に無性に腹が立った。親友に否定されて正気でいられる精神なんか持ってない
綾乃「どれだけ悩んだと思ってるのよ!?千歳ならわかってくれると思ってたのに!」
7:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:28:48.30 ID:ERBqAZ970
千歳「っ・・・!ごめんな綾乃ちゃ・・・」
謝ろうとしている千歳。でもこれ以上声は聞こえない。千歳は自分の気持ちに正直にさせようとしていた
私が正直な感情を受け止められなかった。悪いのは私なのに・・・・!
8:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:35:56.40 ID:ERBqAZ970
思い出した愛情は止まらない。今も溢れている。
今、顔グチャグチャなんだろうな・・・
気がついたら以前歳納京子と行った公園にいた。家に近づいてたのか
綾乃「歳納京子・・・」
9:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:43:20.45 ID:ERBqAZ970
綾乃「歳納・・・・京子」
愛しい。ただ愛しい。諦めようとしたのに。引く勇気がない自分を騙して引いたのに。
今一番会いたい相手。でも、一番会いたくなかった相手
10:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 20:54:09.66 ID:ERBqAZ970
また感情が止まらなくなる。彼女は走って見えなくなったのが不幸中の幸いだろう
私の気持ちは今、砕かれた。愛を思い出してしまった後に、愛の相手は別の人の家に向かった・・・
普段通りだけど、私は普段の私じゃない
叫びそう・・・いやダメだ叫んじゃう・・・
11:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 21:03:36.12 ID:ERBqAZ970
できるなら歳納京子とただの友達になりたかった。千歳のような・・・
でも好きになった。初めて恋を経験した。同性だけど・・・恋だとはっきり気づいた
そこで思い出は止まる。多分ここから先は思い出したくないんだろう・・・
千歳「綾乃・・・ちゃん」
12:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 21:11:14.42 ID:ERBqAZ970
千歳「ごめんな・・・綾乃ちゃんの気持ちに上から目線で否定して・・・」
違う!苦しいけど・・・忘れようとした感情を戻してくれた!
思っていることが口に出せない。苦しさが上回る。
13:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 21:14:31.58 ID:ERBqAZ970
やっぱり歳納京子のことが好きだった
あなたがいなければ・・・
私の想いは砕けたけど・・・あなたとの友情まで壊したくない!
動いてよ・・・私の口・・・
14:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 21:20:57.78 ID:ERBqAZ970
歳納京子が好きで泣いていたのに今は千歳を失うのが怖くて泣いていた
千歳「綾乃ちゃん・・・もうそんなことせぇへんから・・・許して・・・」
綾乃「あたり・・・まえよっ・・・!」
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