76:ケンタウロスとミノタウロス間違えそうになった 大変
2018/05/06(日) 16:25:20.85 ID:ANrtU6sD0
Info.>運の残り回数が0になった!
Info.>経験値+1!レベルが上がりやすくなる!
Info.>イサカル好感度+2!
ゾロ目 悪魔たちに襲われるイサカルを発見
……
場所:燃える森
森の中を移動していると、悪魔の耳障りな声(複数だ)と、男の悲鳴が聞こえた。
聞き覚えがある。おそらくイサカルだろう。
フリンはまだ来ていないのだろうか?」
声の方へ向かうと、イサカルはまさに今悪魔たちに追い詰められ、喰らわれようとしているところだった。
脚を怪我しているようで、もう逃げることもままならないのだろう。
ヨツバ(鬼女ストリゲスが4体)
私は迷いなく刀を抜き、戦闘を開始した。
ヨツバ「ストリゲスは銃撃電撃弱点です。ヴォジャノーイ」
ヴォジャノーイ「先手必勝、マハジオ!」バチチッ
ストリゲス「狙いが甘いよ!」バッ
ケンタウロス「ニードルショット」ヒュン
ストリゲス「ぎっ!?」
抜けて来た一体を止め、全体に隙ができる。
ここまでの間に私は両手で刀を握り直し、構えていた。
私が望むと、この両手に悪魔の囁く力が流れだすのを感じた。
数歩ゆっくりとストリゲスたちとの間合いを詰め、それを放出する。
ヨツバ「会、心、波!」ブウン
振り抜いた刀から、赤い風が吹いたように見えた。
ナラクのラームジェルグから囁かれた悪魔の技、会心波。
それに触れたストリゲスたちは紙くずのように吹き飛び、ばらばらになった。
その様を見て数秒呆けていたが、すぐに気を取り直して、イサカルに声をかける。
ヨツバ「イサカル。私はサムライです。救助に参りました。ディア」
イサカルの傷が塞がる。道具を使わずとも魔法で回復できるというのは、存外に便利だ。
ヨツバ「……立てますか?」
イサカル「あ、あああ……」
動転しているのだろうと判断し、私は彼を悪魔に担がせた。
ヨツバ「生存者の方々は外で救護班に治療していただいた後、状況が落ち着くまでミカド城で身柄を預かります」
後でもう一度することになるだろう説明を規則通り行い、森の外へ向かう。
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