635:遅筆はつらいよ ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/10(日) 01:08:01.31 ID:bqM5R18q0
……
場所:新宿地下街
時:およそ一時間後
地下街へ戻り、私たちはまた一旦解散。
皆は聞き込みに出かけ、私はしばらく休憩してから、ガントレットの通信でタヤマに都庁の悪魔について報告していた。
タヤマ「こっちの部下からも聞いているよ。大活躍だったそうだな」
ヨツバ「いえ……」
タヤマ「謙遜してくれるな」
タヤマ「だがヨツバ、あんたのことは俺たち阿修羅会だけじゃなく、ハンター共の間でも噂になってるみたいだぜ」
タヤマ「素直に喜んでいいんじゃねえか?」
ヨツバ「噂?」
タヤマ「厄介者のクエビコを殺ったんだ。ニュースにだってなるだろうさ」
タヤマ「別におかしなことじゃない」
タヤマ「さて、新宿の用事はこれで終わりだ。一晩休んだら戻ってきてくれ」
ヨツバ「……あの、池袋に入るにはどうすればいいですか?」
タヤマ「池袋ぉ?あんなところに何の用事があるってんだ?」
タヤマ「まあ用事が何だろうと、あそこに入るのが無理だってのには変わりない」
タヤマ「地霊の護符さえあれば簡単にセイオウボの幻術を解けるらしいんだが、どこにあるんだか手がかり一つないからな」
タヤマ「悪いが力にはなれなそうだ」
ヨツバ「地霊の護符なら、都庁の悪魔が持っていました」
タヤマ「なッ……なに!?」
タヤマ「そうか……それは流石に予想してなかったが」
タヤマ「ヨツバ、お前本当に池袋に行くのか?」
タヤマ「あそこはセイオウボ一派とガイア教団が今でも睨み合ってる。行ったって面倒ごとに巻き込まれるだけだ」
タヤマ「それにな、セイオウボはべらぼうに強い。いくらお前でも勝てるかどうか、いや生きて帰れるかどうかもわからん」
タヤマ「考え直しちゃくれねえか?なあ?」
多数決安価:何と答える? ↓1
1.それでも行く
2.六本木に戻る
3.(その他の自由な行動・発言 よほど無理がなければ採用)
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