415:やっとこのゲームの主要施設の説明ができた。おやすみなさい ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2018/05/14(月) 01:49:54.74 ID:xiqSiHWC0
……
柵の前に露天商の老人が座り込んでいる。
明らかに柵の奥へ通らせまいとする位置取りだ。
露天商「……」
ぼうっとしている露天商はハレルヤに気付くと一度目をやるが、またぼうっとし始める。
ハレルヤ「武器も阿修羅会が使うからってんで集めてるんですけど、全部ってわけにはいかなくて」
ハレルヤ「遺物を拾ってくるハンターが流した武器を別のハンターが買う、って形でハンターのための武器屋があるんです」
ハレルヤ「阿修羅会としては公認じゃなくて黙認なんで、一応密売所ですね」
ハレルヤ「商会とトラブルになりかねないから絶対に入るなって言われてます」
ヨツバ「商会と阿修羅会は仲が悪い、という風に聞こえますが」
ハレルヤ「いやー、実際仲悪いんじゃないすかね……」
ハレルヤ「阿修羅会はチンピラみたいな奴多いし、それ以外の奴らから搾り取っていい思いをしてる、横暴だ、って思ってる人が大半で印象悪いですから」
ハレルヤ「逆に商会はチャレンジクエスト出して積極的に人助けをしてるんで、ちょっとしたヒーロー扱いですね」
ヨツバ「いい思いをしたいがために阿修羅会へ入りたい、という人も少なくなさそうですね」
ハレルヤ「あーいますよそういうの。でも大抵門前払いされます」
ハレルヤ「タヤマさんがやってる、優秀な人間を育てて東京を豊かにしようって計画があるんですけど」
ハレルヤ「それのために小さな子供を連れてくるか、高い上納金を払わなきゃ阿修羅会には入れないんです」
ヨツバ「ということは、あなたは誰かに連れてこられた子供なのですか?」
ハレルヤ「いや、オレは兄貴……幹部のアベって人に拾われたんです」
ハレルヤ「それより前のことは覚えてないです」
ヨツバ「そうでしたか……」
ハレルヤは捨て子なのだろうか?
それならば誰かが拾って阿修羅会に、ということもありそうなものだが……
自由安価:何かする?何か話す? ↓3まで
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