41:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:55:20.90 ID:sPA3Iy4L0
夕方―――
「うえええええん!?」
亀山が明を連れてアパートに戻るとそこでは茂とゆきの二人が泣き喚いていた。
それに長女の京子の姿もない。これは一体どうしたことか。
「お姉ちゃん…いきなり家を飛び出して…」
「みんないなくて…不安だったの…」
京子が家を飛び出した。
そのことを知らされた亀山は明に留守を頼んで自分は急いで京子の捜索に出た。
しかし京子が行きそうな場所など自分に心当たりなどない。
それでもお金を持っていないことを踏まえれば遠くには行っていないはずだ。
だから住宅街を一通り探し終えるとすぐに繁華街の方へと向かった。
突然家を飛び出すなど嫌な予感がする。そういえば京子は朝から気分が悪そうに見えた。
まさかそのことが何か関係しているのではないか?
そう不安を抱いているとカラオケBOXに入ろうとする少女を発見。
よく見るとそれは京子だ。
どうして京子がカラオケに行くのかと疑問を抱いていると
そこに一人の中年男性が駆け寄ってきた。
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