35:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:31:40.89 ID:sPA3Iy4L0
「チッ…今度は何の用だよ…」
出てきたのは30〜40代の中年の男。
その男は訪ねてきた明を不快そうな目で睨みつけていた。
どう見てもこの男は明が訪ねに来たことを歓迎している様には見えない。
明もこの男に何の用があるのか?
それから明は気まずいながらもこの男にあることを頼み込んだ。
「お金…貸してください…」
「また金かよ。この前やったのはどうしたんだよ?」
「あれはもう使い切って…それとお母さんの居場所…知ってたら教えてほしい…」
「ふざけんな!けい子の居場所なんて俺が知るわけないだろ!?」
そう怒鳴り散らすと男は明を追い出すように無理やり突き飛ばした。
年端の行かない子供に対してこれはあんまりだ。
この様子を見て居ても立ってもいられなくなった亀山はすぐに明の助けに入った。
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