29:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:20:37.74 ID:sPA3Iy4L0
「よ〜し!それじゃあ大掃除開始だ!」
早朝、亀山は子供たちと一緒にゴミだらけの家の中を掃除していた。
結局子供たちとの約束のため、三日の期限を設けた。
勿論、それまで子供たちを放置しておくわけにはいかない。
そこで暇な特命係の二人は右京が母親探しを担当、亀山は子供の面倒を見ることになった。
だが母親が一ヶ月も不在なせいか家の環境は余りにも酷い。
そのため亀山は子供たちと一緒に掃除を行うことにした。
「まったく、ゴミくらいちゃんと捨てればいいだろ。何でこんな溜め込んでんだ?」
「だってお外に出るなってお母さんが言ってたんだよ。」
「そうだよ。あと大きな声で騒いじゃダメだって言ってたもん。」
茂とゆきが掃除を楽しみながらそう言った。
どうやら母親は子供たちに極力外へ出ないように言いつけていたようで
そのせいで子供たちは満足にゴミ捨てすら出来ない状況だった。
とにかくまずはこの不衛生な家を掃除すべきだ。
そう思った亀山は大量のゴミを子供たちと掃除することから始めた。
これで少しは不遇な環境も改善できるだろう。
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