14: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2018/05/18(金) 04:34:44.35 ID:yhFVjWyQ0
XXXX鎮守府は久里浜のフェリー港の跡地にある。
周囲には、緑あふれる丘陵地、深海棲艦の攻撃で廃墟になった住宅街、工場跡地。
上空を見ると、艦戦、艦爆の大編隊。
飛行機が七分、空が三分という勢い。
一糸乱れぬ陣形で、雷雲のようにXXXX鎮守府に迫る。
その時、さらに上空の雲間で光が一瞬またたいた。
艦爆妖精「!」
橘花改の群れが、急降下しながら編隊を貫く。
すると数機の彗星が火を噴き出し、地面に引かれるように落ちていった。
即座に直掩の烈風改が増槽を落とし、迎撃態勢に入る。
龍驤「一番槍! もろたで〜!!!」ニタ
隊長機の妖精と視覚共有している龍驤がほくそ笑んだ。
龍驤(とは言うものの、完全な不意打ち喰らわせたのに思ったほど落ちてないやん……。
なんちゅう練度……。こうなったら……)
急降下の速度をいかし、そのまま逃走。
流石の烈風改も追いつけず、橘花改の部隊は無傷で逃げおおせた。
龍驤「うひゃひゃひゃひゃひゃ! 逃げるが勝ちや! 技量関係あらへん! 橘花改ちゃん最高や〜!
結構打ち漏らしたけど、まあ、後は赤城が上手いことやるやろ」
龍驤は橘花改を装備出来ない。
が、航空基地隊の指揮を任された龍驤は、指揮官特権で無理やり橘花改を使っていた。
龍驤(あの敵機の部隊マーク……忘れもせえへん……あれは元帥親衛隊のマーク!)
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