2:名無しNIPPER[saga]
2018/05/02(水) 21:35:12.49 ID:XroI72Fk0
P「いや、だってなぁ……灯織が……灯織が……そりゃ、泣くって……」
灯織「泣くほど、ですか。……昔の私、そんなにひどかったかな」
P「いや、あの頃はあの頃でかわいかった。ひどくはないぞ。昔の灯織があっての今の灯織だからな」
灯織「いきなり復活しないでください。……あと、かわいいとか、そんな気軽に言わないでください」
P「気軽じゃない。本気だ」
灯織「……プロデューサーって、そういうことばかり言いますよね」
P「灯織が魅力的なアイドルだからな」
灯織「……もう。本当に調子が良いですね。それで、どうするんですか? 息抜きと言っても、いったい何を……私ひとりだと、家で休むくらいしかできませんが」
P「ん? ああ、いや……俺もいっしょに付き合うつもりだったんだが……邪魔かな」
灯織「……! い、いえ。邪魔なんてことは、ありません。むしろ、ありがたい、です。せっかくの休日なのに、私の息抜きに付き合ってくださるなんて……本当に、ありがとうございます」
P「そうか。それなら、良かったんだが」
灯織「はい。そうです。大丈夫です。……そっか。プロデューサーも、いっしょに、なんだ。……そっか。そう、なんだ」
P「……灯織?」
灯織「……なんでもありません。それより、どうやって息抜きするつもりなんですか? 準備が必要なものでしょうか。それなら、今から準備をしないと……」
P「待て待て。息抜きなんだからもっと気軽に。な?」
灯織「それは、そうですが……息抜きだからこそ、準備をしっかりすることは必要だと思います」
P「ん。……それもそうだな。灯織の言う通りだ。でも、今回は灯織に準備が必要なことじゃないから……いや、一応、歩きやすい服装で来てもらった方がいいかな」
灯織「わかりました。それで、いったい何をするんですか?」
P「それはだな――」
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