92:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 19:09:12.17 ID:A6rjc17z0
近くの病院で診てもらったところ、幸い、骨や神経に異常はないようです。
先日、オーディションでやったのと同じ捻挫でしたので、一ヶ月ほど安静にしていれば治るだろうとのことでした。
ですが――。
「ほたるちゃん、そう気を落とすなって。な?」
「…………」
診療を終え、病院の待合スペースで、駆けつけてくれたプロデューサーさんがほたるちゃんに声を掛けます。
それでも、彼女はその声に応じる事ができず、泣きながら黙って項垂れたままでした。
まるで、自分自身が怪我を負ってしまったかのような――。
いえ、彼女の事だから、自分がなれば良かったと、考えてしまっているのかも知れません。
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