8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 14:55:06.04 ID:A6rjc17z0
「あながち眉唾物じゃないのかもなぁ」
自分のデスクでコーヒーを啜りながら、プロデューサーさんは一人納得するように呟きました。
応接スペースでは、事務員さんが白菊さんと、契約に関する書類の確認を進めています。
「あの……これから、どうしましょう?」
「何が?」
恐縮しながら尋ねる私に、プロデューサーさんはフラットに聞き返します。
「いえ、その……
私はまだ、この通り、満足に活動できませんから……やはり、彼女のプロデュースに力を…」
「うーん、それなんだけどね」
カップをデスクに置き、腕組みをしながら椅子にもたれ、プロデューサーさんは私に顔を向けました。
「美優さんに任せてもいいかな?」
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