56:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 17:23:41.26 ID:A6rjc17z0
最上階にあるレストランフロアの、カフェに立ち寄ります。
ようやく腰を落ち着けて――ふと窓の外を見ると、まだ雨が降り続いているようです。
「あの、すみま、いえ……ありがとう、ございます」
目の前に座ったほたるちゃんは、やはりどこか申し訳なさそうです。
断りきれなかったとはいえ、少し、羽目を外しすぎてしまったようです。
しばらくは、節約をしなくてはならないでしょう。
頼れる大人、というのは、難しいものですね。
なけなしの経済力にものを言わせたところで、みっともない姿を見せてしまいました。
――でも。
「ほたるちゃん、明るい色の服も、すごく似合っていましたよ」
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