46:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 16:51:10.87 ID:A6rjc17z0
ですが、折りたたみ傘は、二人で使うには少し小さくて――。
結局、タクシーを使って、なんとか駅ビルに到着しました。
パッと思いついたのは、ショッピングです。
「私、アロマを見ようかなぁって……白菊さんも、何か見たいもの、ありませんか?」
彼女の好きな物、興味のある物を知るには、悪くないプランだと考えました。
「私は……」
白菊さんは、エレベーターの横にあるフロアマップを見て、少し悩んだ後――。
「雑貨屋さん、行っても良いですか?」
「良いですね、行きましょうか」
小物が好きなのかな?
およそ初めてにも思える、彼女の能動的な発意に、少し胸が温かくなります。
226Res/193.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20