33:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 16:12:38.92 ID:A6rjc17z0
私には、ちっとも分かりませんでした。
いや――。
「どうしてだと思う?」
事も無げに事務員さんは、自分のカップに手を伸ばし、コーヒーを啜ります。
分からない、というのは嘘です――分からないフリをしていたかった。
ですが、そうとしか考えられない事を、私は既に知っていました。
「もう、私達も……この会社も、どうでも良いから、ですか」
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