196:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 02:05:28.54 ID:LS54PsoZ0
一番のサビが終わると、観客から大きな声援が上がりました。
それに応えるように、さらに眩しい笑顔を見せながら、彼女のパフォーマンスはますます洗練されていきます。
――――♪
――〜〜――〜〜ッ♪
ほたるちゃんの笑顔は、演技ではありません。
ずっと夢見たステージが、楽しくて嬉しくて、それが抑えきれないのが見て取れます。
良かった――本当に、彼女はようやく――。
――ッ!?
「く、靴紐が……!」
――〜〜〜〜♪ 〜〜〜♪
私は、彼女の足元に目を見張りました。
彼女自身は、気づいている様子はありません。
彼女の靴の裏側で縛った紐が、ほどけ――いえ、あれは切れかかっている――!?
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