魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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222: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:12:28.53 ID:XRdwJlJb0

縛人「実はね、昨夜のうちに、彼女が嘆願書をだしておいてくれてるんだ」

魔法使い「嘆願書? 魔王城までの案内ができるのは聞いていたけど…。そんなもので魔王とあえるの?」

以下略 AAS



223: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:13:00.52 ID:XRdwJlJb0

魔法使い「…でも、ならどうしてお母さんが昨夜出した“嘆願書”は無事だってわかるの?」

勇者「あ、さては縛人。なにか手紙に細工の魔法でも?」

以下略 AAS



224: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:24:31.38 ID:XRdwJlJb0

勇者(……なんだか少し釈然としない物言いだな)

勇者(何か裏がある…? 例えば弓射手さんは実は諜報かスパイか…なにかそういう仕事を特別にこなしている、とか)

以下略 AAS



225: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:24:59.73 ID:XRdwJlJb0

縛人「――だからまぁ少なくとも、“彼女は”魔王に会えるだろう。だからそれについて、いっしょに行っておいで。きっときみたちも会えるさ」

勇者「………っ」

以下略 AAS



226: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:25:29.70 ID:XRdwJlJb0

勇者「昨夜の和平の話などはもちろんちゃんと聞いていました。でも、反対派も多いというのも聞きました…」

弓射手「そうね」

以下略 AAS



227: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:26:49.53 ID:XRdwJlJb0

勇者「それに・・・二人とも、この魔族の町にすっかりなじんで生活していて。あまつさえ弓射手さんは魔族の血も引いている」

弓射手「…それが?」

以下略 AAS



228: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:27:18.55 ID:XRdwJlJb0

縛人「ふふ。魔王城に向かうには、いい気構えと雰囲気になったね」

魔法使い「お父さんっ」

以下略 AAS



229: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:28:21.82 ID:XRdwJlJb0

勇者「……すみません。魔王に、悪意を今のところ抱いているわけじゃないんです」

弓射手「…」ホッ

以下略 AAS



230: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:28:47.72 ID:XRdwJlJb0

縛人「……穏やかじゃないね」


魔法使い「…おとうさん、おかあさん・・・」ギュ
以下略 AAS



231: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:29:37.86 ID:XRdwJlJb0

縛人(経験や場の慣れによって、状況を見極める訓練に慣れた騎士団長などがこれまで勇者になってきた)

弓射手(でも、今回のこの勇者はそうじゃないのは明らか。どう見ても、戦闘や訓練によってそういうのを覚えたわけじゃない)

以下略 AAS



232: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:30:44.91 ID:XRdwJlJb0

魔法使い「……お・・・」


勇者「魔法使い」ポン
以下略 AAS



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