魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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222: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/07/19(木) 22:12:28.53 ID:XRdwJlJb0

縛人「実はね、昨夜のうちに、彼女が嘆願書をだしておいてくれてるんだ」

魔法使い「嘆願書? 魔王城までの案内ができるのは聞いていたけど…。そんなもので魔王とあえるの?」

縛人「彼女の嘆願書は少し特別さ。理由はまぁいろいろだけど」

勇者「昨日聞いた、“人間との綱渡し”の役目・・・?」

縛人「それもあるけど、そんなに簡単な話じゃないよ」

弓射手「私みたいに、何かしら人間との橋渡しの役目を負ってる職は他にもいるの。人間も、魔族もね」

弓射手「でも、普通に嘆願書を魔王城に送ったところで、魔王に届く前に“揉みつぶされる”事の方が多いんじゃないかしら」

勇者「…和平反対派、ですか」

弓射手「ふふ。これ以降、あまりむやみにそのことは口に出さないほうがいいわ。こう思っておくの。魔王宛の手紙は、“運の悪い配送事故”によくあうものだ、ってね」




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