武内P「島村さんとラブホテルに入ることになってしまいました……」
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2018/04/24(火) 23:32:02.22 ID:bOgng+vj0
 その後、二人は一線を越え……ることはなかった。
 卯月の近況をプロデューサーが相槌を打ちながら聞いたり、プライベートについて尋ねられたらそのことに
ついて答えたり――。就寝するまでおしゃべりをしていた。
 寝るときになってプロデューサーが床で寝るか一緒にベッドで寝るかで少し言い争いが起きてしまい、結局、
プロデューサーが折れてしまったものの、何事もなく朝を迎えることができた。
 もっとも、プロデューサーの目には隈ができてしまったが。
 プロデューサーと卯月は一旦プロダクションへと戻っていた。

「プロデューサーさん、昨日は楽しかったですね!」
「ええ、そうですね……」

 卯月のやけに高いテンションを流しつつ、プロデューサーは戻ったときのことについて考えていた。
 領収書は受け取った、値段的にもおそらく問題はないだろう。領収書にもラブホテルに泊まったなんてことは書かれていない。
 どこに泊まったかを聞かれるのは少し怖いものの、きっと大丈夫なはずだ。最悪、田舎のネットでは
わからないようなところに泊まったと答えればいい。

 しかしそうすると今度はどうしてそんなところに泊まったのかという問題が出てくるので、下手に追及されるくらいなら
近くの民家に泊めてもらったということにする方が良いのでは。
 眠気と戦いながら、そんなことを考える。

「あれ、プロデューサーに卯月」


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