20:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:17:48.06 ID:25rQ95o00
それはウィンター・F・ドライバーズでのラジオ収録の時だ。
美味しそうなラーメン屋さんを見つけたから、帰りに食べに行こうと相談していた。
もし、友紀ちゃんと美世ちゃんが誘ってきたら、仕事と言って誤魔化しちゃおう。
ウソをついていいんですか? いいのよ、少しくらいなら。
四人で食べたくないわけじゃない。ただ二人で食べたいから。
大盛り?。大盛りは……。育ちざかりなんだからしっかり食べないと。でも、食べ過ぎちゃうと体型も……。なら、早朝にランニングでも初めてみません? 新しいランニングシューズやウェアを買いに行きましょうか。
そんなことを話しながら、私たちは局のエレベーターで録音ブースの階までむかった。
ブース傍の小さな準備室にはすでに友紀ちゃんと美世ちゃんがいたけど、もう一人別の影があった。
私とほたるちゃんは、小さく言葉を漏らした。
「プロデューサー?」
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