27:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:31:36.13 ID:uXJfJ2s20
礼子「そう、私ももう31歳……夢も希望も、何も残ってない……」
礼子「このパーティーの光も、いつかは消えていく儚い光……」
ありす「いえ、このご時世、世間一般的に31歳はまだ十分若い年齢だと思います。おばさんだとは思いますが」
礼子「いつか消えてしまう光の為に、私自身が何も求めていないまま、その光だけを求めているのが……なんだか馬鹿らしくなってきたの」
ありす「……よくわかりません。私は大きな場所でのパーティーに参加した経験もほとんどありませんので」
礼子「ふふっ、大人になれば……もしかしたら、分かるかもしれないわよ?」
ありす「そうですか。まあ、私にはまだ――」
キィィィィィンッ!!
ありす「っ!?」ビクッ!
ありす(この感じ……まさか!?)キョロキョロ
礼子「あら、どうかしたの?」
ありす「どこかに、前のような魔法陣が……いえ、それならもしかして……!」キョロキョロ
ありす「文香さんの予想が正しければ……海の、上!」バッ!
パアアアアアアアッ!!
礼子「え、何……?」
ありす「高橋さん、離れてください!」
魔物「ぴにゃあああああああああっ!!」
ズドォォォォォンッ!!
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