1: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:34:17.93 ID:fXyxsV/i0
ほたるちゃんの誕生日記念&総選挙応援SSとして書きました。
前作、白菊ほたる「諦め切れないはずの夢」の続きになりますが、読まなくても問題はありません。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:34:42.79 ID:fXyxsV/i0
いつからでしょう。
私の心に確かな光が差したのは。
いつからでしょう。
3: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:35:18.80 ID:fXyxsV/i0
私は、アイドルとしてデビューするまでに、たくさんの遠回りをしてきました。
時には躓くこともありました。
それでも、私はアイドルという夢を諦めることはできませんでした。
4: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:35:52.51 ID:fXyxsV/i0
キーンコーンという鐘の音を後ろに、私は学校の校門を出ます。
最近ではありがたいことにアイドルのお仕事も増えてきて、こんな風に学校を早退してお仕事に行くことも少なくありません。
私は、この時に聞く鐘の音が、少し寂しくもありました。
5: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:36:31.73 ID:fXyxsV/i0
「─で、ほたるちゃん、今やりたいお仕事とかあるの?」
少し休憩を挟んだあと、雑誌のインタビューが始まりました。
「そうですね。今は色んなお仕事をやらせてもらえるようになって、それでもやりたいお仕事もまだまだたくさんあります」
6: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:37:04.44 ID:fXyxsV/i0
「そういえば、ほたるちゃんってどうしてその髪型なんだい?」
先日の雑誌のインタビュー中、雑談混じりにこのようなことを聞かれました。
7: ◆P4gW9oKees
2018/04/19(木) 00:37:36.99 ID:fXyxsV/i0
アイドルとしての答えを見つけられず、それでもアイドルを目指して諦めなくて。
そんな私はこのアイドルの世界には相応しくないんじゃないか、と思うこともありました。
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