120: ◆PL.V193blo[sage saga]
2018/04/23(月) 21:20:32.18 ID:uqQOtxCi0
「私は……自分が人に好かれるようになれるなんて、思えたことはありませんでした。怖くて。きっと嫌われてしまうと、人を遠ざけました。
そうやって生きてきました。貴方に、この歌を見つけてもらうまでは。」
私は貴方より、ずるくて自分勝手です。
なぜ、そう思うのかは、わかりません。わかる必要も、きっとありません。
私は、只、どうしようもなく。
「人との手の繋ぎ方は、自分を信じる気持ちは、あなたが教えてくれたものです。」
笑い方を教わりました。想いの伝え方を教わりました。人の暖かさを教わりました。
シンデレラの坂道を登る度に、貴方は隣で、私にすべてをくれました。
「ありがとう、ここまで連れてきてくれて。一緒に歩いてくれて」
生きる事に、希望はあるという事。
誰かを、好きになるという事。
それは、とても素敵なことだという事。
私の半分は、きっと貴方で出来ています。
「……聴いて頂けますか。貴方に、聴いて欲しいんです。」
私の生き方は、貴方に頂きました。
この歌声は、貴方のものです。
――――私の歌を、すべてを。
貴方に差し上げます。
ですから、どうか私と――――
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