高垣楓「君の名は!」P「はい?」
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119: ◆PL.V193blo[sage saga]
2018/04/23(月) 21:17:01.06 ID:uqQOtxCi0

その束の間だけ、世界は間違いなく、私と彼のふたりきりだった。

「あ……それと、これからもよろしくお願いします。」

続きを告げると、一瞬、凍り付いた顔から、ホッとした血の気が戻る。

少しだけ背の低い、年上の可愛い人。

もし、私が続きを告げるのを噤んでいたとしたら、この人は口の中を噛み締めながら受け入れるでしょう。なんでもない風な表情をして。
そうした後は、私の瞳に決して映らないところから、最期まで私を見守り続けてくれるのでしょう。

貴方は、そういう人です。他人の為に、自分がいくら傷ついても犠牲になっても構わない人。
私との別れを、たとえ予感であっても、惜しんでくれる人。
優しくて、不器用な人。離したくない人。ずっと隣で歩んでほしい人。


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