33:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 22:32:47.28 ID:FLg06z/i0
――作戦タイム(8回目)――
女戦士「お前達、ちゃんとやる気あるのか!?」バンッ
盗賊・魔法使い・魔王「「「さーせん」」」
女戦士「我々の肩には全人類の命運がかかっておるのだぞ! ふざけてる場合じゃないだろう!」
盗賊「いや、確かにさっきはちょっとふざけたっすけど俺たちだって真面目にやってますよ姉さん」
魔王「そーだそーだー」
女戦士「大体、私は今もこの場に魔王がいることが納得いかん! 敵に塩を送られるなど情けないとは思わんか!」
魔法使い「そんなことを言ってものう、魔王の助言が無ければここまで戦うこともできなかったわけじゃし……」
女戦士「それが情けないと言っているのだ! そんな腑抜けた態度だから魔王にナメられる。現に見ろ、この魔王の緩みきった顔を! 我々をナメきっているではないか!!」
魔王「……ん?」ボケー
女戦士「私達の役目はなんだ? 魔王を倒すことだろう! もっと真面目になれ!」
僧侶「女戦士様、いくらなんでも言い過ぎじゃ……」
女戦士「拗ねて馬車に閉じ篭ってた奴に言われたくない」
僧侶「……すみません」
女戦士「作戦会議も! こんな緩い感じじゃなく、本当に魔王を地獄の底へ突き落とすくらいの覚悟が必要だ! お前らにはそれが足りん!」
一同「「「「「………」」」」」
女戦士「もっと真面目にいこう! このままでは延々に魔王を倒せないだろう!」
くノ一「……真面目にやって欲しいのはこっちの台詞です」
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