ある朝起きると、逸見エリカは一匹の巨大なワニに変身していた
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13:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:05:27.79 ID:opkaBdCO0
まほ「……大洗襲撃計画……?」

エリカ「な、なんですって……! この子達ったら何て邪悪な計画を立てていたのかしら!」

まほ「作戦立案by逸見エリカとあるが」

エリカ「罠です! これは巧妙な罠です隊長!」

 戯言を聞き流しつつ、計画書を読み進める。

まほ「ふむふむ。『100匹のワニを大洗女子学園に放ち、戦わずして元副隊長を倒すわに!』か……なかなかの知将ぶりだな、エリカ」

エリカ「だ、だから違いますって……この子達が企んでたんですって……へへ……」

 いや、どう見てもエリカの字だしな。

 あまつさえデフォルメされたみほがワニに頭を噛まれ、「ひゃ〜、やっぱりエリカさんには敵わないよ」などと吹き出し付きで喋っている落書きまで添えられていた。

 そういえば上にいたワニカも、私が「みほ」と口にした瞬間に大技を仕掛けてきたな。そういう訓練を受けていたということか。

 どうやらワニ達は、この非人道的な計画に従えず離反したらしい。

 それでいて育ての親であるエリカを傷つけることもできず、こうして縄で縛るにとどめたのだろう。そうか……

まほ「さよなら」

エリカ「いやァァァ!? ちょっ、待ってください! 不肖逸見エリカ、正気に戻りました!」

まほ「お前が黒幕だと認めるんだな?」

エリカ「その通りです! ついうっかり魔が差しました!」

まほ「もう隠していることはないか?」

エリカ「フューラーに誓ってありません! だからその物騒なものおろしてください!」

 言われて、無意識に抜いていた拳銃をホルスターに戻す。


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