八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」
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47:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 01:00:30.45 ID:Q+2boC1LO
次に材木座義輝に連絡を入れた。暫くすると電話に出た。

「材木座くん。めぐりです。今電話大丈夫?

良かった。それで今鶴見先生から連絡があって八幡が平塚先生に暴力を振るわれたって連絡があって30分以内に生徒会室に来て欲しい。そのあと校長室に行きます…。私は調べものがあるから30分以内で良いから。急いで来なくても大丈夫だよ。」
以下略 AAS



48:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 01:07:59.11 ID:Q+2boC1LO
している内に、材木座君が生徒会室に到着した。

「八幡は大丈夫なのか…?」

「材木座君。鶴見先生は大丈夫って言ってた。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけた上で、奉仕部っていう平塚先生が顧問を務める部活に連行する為に暴力を振るったらしいんだけど…。」
以下略 AAS



49:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 01:59:01.18 ID:Q+2boC1LO
ノックの音がした。どうやら姉が来たようだ。ドアが開いて、姉と親友の義輝が入って来た。そして二人は一言声を掛けて席に着いた。それにしても母さんが教育委員会二人を連れて来るとは全く想像して無かった。校長先生や教頭先生は緊張しているように見えた。

「それじゃあそろそろ始めましょうか。」

母さんがそう言うと、話し合いがスタートした。
以下略 AAS



50:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 03:08:00.83 ID:Q+2boC1LO
「平塚先生が暴力を振るったのは間違いありません。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけました。その後に平塚先生が顧問を務める奉仕部とやらに無理矢理、強制入部させられる所でした。自分は鶴見先生が顧問を務める家庭科部に所属しているので断りました。」

次に鶴見先生が発言した。

「補足させていただきます。平塚先生が八幡君とのやり取りの後に、暴力を振るいました。間違いありません。教師として最初から生徒の嘘と決めつけるのは問題だと思います。その奉仕部とやらに強制的に入部させる目的があったと思われます。嫉妬もあったと思います。暴力後は適切な対応をしました。最後に奉仕部とやらが出で来たので確認する為に生徒会長のめぐりさんに連絡しました。以上です。」


51:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 03:34:21.13 ID:Q+2boC1LO
次は親友の義輝が話始めた。

「出会いは体育のパートナーになったのが切っ掛けで我の友達になった。同じ部活もしておるし、戸塚や川崎嬢と共に八幡の親友になったわ。」


52:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 03:57:54.21 ID:Q+2boC1LO
次に姉のめぐりが話始めた。

「姉として証言します。弟の婚約者は昔から家族ぐるみの付き合いがあり、この春に正式に婚約しました。間違いありません。」


53:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 04:00:44.46 ID:Q+2boC1LO
「次は平塚先生の言い分を聞かせて貰いましょうか?」

「まず、本当に親友や、婚約者がいるのか疑わしかった。まぁ決めつけたのは不味かったかもしれないが…。それと罰として奉仕部に入れようとした。嘘だと思っていたので、改善の為に入れる予定だった。」


54:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 04:02:28.41 ID:Q+2boC1LO
母さんと教育委員会の二人が何かを話し合っていた。暫くすると話し合いが終わり、母さんが此方を向いた。

「平塚先生の処分を発表します。謹慎1ヶ月と一年間のボーナスカット並びに給料の3分の1の金額分をカットの処分にします。初犯という事と、反省の言葉があった為です。しかし次に問題を起こして報告があった場合は問答無用で重い処分にします。」

「本来なら暴行罪で訴えられますが、学校側と保護者側の総意として、今回は厳重注意にします。次は即懲戒免職処分にした上で、警察に被害届を提出します。」


55:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 04:05:35.92 ID:Q+2boC1LO
「次は奉仕部についての審議をします。」

「部活関連の話なので此処からは校長先生に代わります。」

母さんがそう言って校長先生にバトンタッチした。
以下略 AAS



56:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 04:09:58.27 ID:Q+2boC1LO
「まず確認ですが、私は奉仕部についての報告を聞いておりません。よって生徒会長のめぐりさんに事情を報告して貰います。」

義輝から書類を渡された姉は、それを全員に配り始めた。それは奉仕部についての書類だった。

「報告します。確かに奉仕部の書類がありましたが私の預り知らぬ所で生徒会役員のサインが押されていました。恐らく強制された物だと思われます。その証拠として部としての不備がありました。」


57:佐藤勇太[saga]
2018/04/29(日) 04:12:25.74 ID:Q+2boC1LO
「校長先生に確認させて頂きます。部として成立する為には総武高校では何人必要ですか?」

「学校によって人数が違うがうちなら5人以上必要ですな。」

「しかし部員は由比ヶ浜結衣さんと、雪ノ下雪乃さんの二人でした。部室の使用許可書も出ていませんが、空き部屋を部室として使用しているようです。よって、平塚先生は部活の申請が成立していません。奉仕部ではなく奉仕同好会として要請し直して頂きます。部室の使用許可書も出して頂きます。勿論、弟の八幡の入部は認めません。奉仕部は廃部になります。」
以下略 AAS



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