【ガルパン】典子「どうしたらバレー部が復活するんだ!」
1- 20
11: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/11(水) 23:51:32.44 ID:C/ZRoeK50
典子「それにしても西住隊長はよく色んな作戦を考えられますね。コツとかあるんですか?」

みほ「コツ、って言えるかわからないですけど、他の人の意見を聞いたりとか、他の人の作戦を真似してみたりとかするといいかも。」

典子「真似ですか?」
以下略 AAS



12: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/11(水) 23:55:45.71 ID:C/ZRoeK50
典子「西住流は名門で人も多いって聞いていたんですが、やっぱり勧誘もしてるんですね。」

みほ「最近は戦車に乗る人も減ってきましたから、西住流でも門下生募集に力を入れているんです。」

典子「なるほど、それで……。」
以下略 AAS



13: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/11(水) 23:56:31.79 ID:C/ZRoeK50
笑顔で返事をする典子を見て、みほは安堵した。
自身を縛りつけていた西住流の生まれに感謝すらした。
それほどチームメイトの相談に乗れたことが嬉かったのだ。
そんなみほに典子が唐突に尋ねる。

以下略 AAS



14: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/11(水) 23:59:25.80 ID:C/ZRoeK50
みほ「うーん、そうですね……。」

みほは一瞬考えた。
確かに悩みはある。それもみほにとっては大きな悩みだ。
しかしそれを打ち明けてバカにされないだろうか、なんて小さい悩みなのかと笑われないだろうか、当然そんなことはあり得ないと知ってはいるものの、それでも怖いものは怖いのだ。


15: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:01:05.40 ID:/W1xr3pr0
典子「西住隊長!なんでも言ってください!仲間じゃないですか!」

その言葉にみほは相談する決心をした。
典子がみほの恐怖心を打ち倒したのだ。
確かに2人は仲間だ。今まで何度も頼ってきたし、頼られてきた。みほはそれを思い出した。


16: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:07:54.83 ID:/W1xr3pr0
みほ「……そうですね。実は私、ある人とケンカしていて……仲直りするにはどうしたらいいと思いますか?」

典子「それはもう謝るしかないですよ!」

至極当然のことを真正面から言われ、みほは少し怖じ気づいてしまったが、勇気を持って話を続ける。
以下略 AAS



17: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:12:15.06 ID:/W1xr3pr0
典子「そんなときこそ根性ですよ!」

みほ「こ、根性?」

やはり心配になってきたみほを真っ直ぐに見据えて典子は熱く語る。
以下略 AAS



18: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:12:52.33 ID:/W1xr3pr0
みほ「そうですかね……?」

典子「西住隊長が仲直りしたいほどの人なら絶対わかってくれます!相手が悪い人でなければ謝罪は気持ちです!つまり根性!」

みほ「気持ち……根性……うん、そうですね!磯辺さん、私、やってみます!ありがとうございます!」


19: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:13:27.64 ID:/W1xr3pr0
みほは相談して良かったと心から思った。
つまるところ自分は自分のことも相手のことも信じることができない根性なしだったのだ。
そんな自分を見つめ直す言葉に目が覚め、勇気が湧いてくる。
2人が別れるころには2人ともどこかすっきりとした顔をしていた。


20: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/04/12(木) 00:16:31.62 ID:/W1xr3pr0
それから数日後、その日もバレー部員は部員勧誘に励んでいた。

忍「全然部員増えないですね……。」

典子「諦めるな!根性だ!」


28Res/10.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice