千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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8: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/10(火) 23:59:19.46 ID:YwNwFhVh0
千歌「―――あ、今日こころちゃんから聞いた話なんですけど」
穂乃果「こころちゃんから?」
千歌「最近、都内で行方不明者が増えているって話です」
千歌が話を切り出すと、穏やかだった穂乃果と海未の雰囲気が一変
重苦しいものとなった。
穂乃果「……そっか、千歌ちゃんも聞いたんだね」
海未「丁度私達もその話をしていたところでした」
千歌「何か知っているんですか?」
穂乃果「まあね」
穂乃果「恐らく、その集団は吸血鬼だよ」
千歌「吸血鬼!? ……星人ってことですか?」
穂乃果「多分……正直私にもよく分からないんだ。人から聞いただけだしさ」
海未「彼らは私達のようにガンツスーツを所持している人間を皆殺しにするのが目的のようです。ミッション外で襲われることが過去に発生しています」
千歌「敵対グループなんですね……ミッション以外でも襲われる危険があるなんて」
穂乃果「東京にいた吸血鬼は先代のガンツチームが壊滅まで追い込んだって話だったけれど……まだ生き残りがいたってことだね」
千歌「でも…どうして吸血鬼だって分かるんですか? 本当はただのホストなのかもしれないじゃないですか」
穂乃果「まあそうなんだけど、この情報をくれた人がねぇ……」
千歌「ん? どういう事です?」
海未「その人、恐ろしいほどに勘が当たる方なのですよ。あれはもう未来予知に近いものがありますね」
千歌「な、なるほど。占い師か何かですか?」
海未「いえ、その人の職業は執事ですよ」
千歌「執事??」
穂乃果「とにかく、物騒なのは違いないから、千歌ちゃんも街を歩くときは気を付けるんだよ。知らない人について行ったりしちゃダメなんだからね!」
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