千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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57: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:55:46.71 ID:Oxw6Sm3G0

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〜矢澤家から北北西500m 雑居ビル屋上〜



彼のライフルのスコープには にこ の頭部が映し出されている。
先ほどまでは家の窓に付近に彼女が姿を現すのをずっと狙っていたのだが、部下からの連絡を受け予定を変更。
自宅での暗殺から部下の戦闘補助に徹することにした。

前回は対物ライフルを使用していたが、暗殺を意識していた為、今回使用しているのは対人ライフルであった。
ナイトビジョンやサーマルビジョン、サプレッサー等が装着できる彼が愛用している狙撃銃である。

ボルトを引き、初弾を装填。
後は落ち着いて狙いを定め、引き金を引くだけ。

寸前のところで背後に気配を感じ取った。



幹部A「……驚いたな。どうしてここが分かった?」



ほふく状態から立ち上がり、屋上の入口の方へ体を向ける
そこにはガンツソードを携えた真姫の姿があった。



真姫「敵に狙撃手がいるって聞いていたからね。メンバーの家を狙える狙撃ポイントすべてに動体検知機を設置しておいたのよ」

幹部A「そんな物が……気が付かなかったよ」

真姫「おかげで預金はすっからかん……もう最悪よ」




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