千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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24: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:18:34.81 ID:Oxw6Sm3G0
「この人数を相手に一人でやるってか?」
「あんまり俺たちを舐めるなよ」ギロッ
絵里「御託は結構、さっさとかかって来なさい。それとも、私から行った方がいいかしらん?」
絵里の挑発に激怒した一人が凄まじい咆哮をしながら斬りかかる。
それを合図に他の吸血鬼も日本刀や拳銃を片手に襲い掛かってきた。
絵里「ふっっっ!!!!」シュッ!!!
―――ズバッ!!! ズバッ!!!
大振りで斬りかかってきた二人を瞬時に切り伏せる。
刀と刀をぶつけ合わせることは決してしない。
フェイントで攻撃を誘発させ、そこで生じた隙を突いて一撃で落とす。
死角からの銃弾もまるで見えているかのように躱す。
「何なんだよコイツ!!? 後ろに目でも付いてるのか!!?」
「弾が当たらねぇ!!?」ズダダダダダ!!!
μ’sメンバーで穂乃果、海未の実力は頭一つ抜けた存在である。
だが、これは強力な星人との戦闘においての話だ。
敵が人型で且つ一対多数の戦闘になれば、絵里の方が多くの敵を倒せる。
右手にガンツソードを逆手に持ち、左手にはXガンを構える。
混戦状態において近くの敵を切り伏せ、中距離の敵をXガンで撃ちぬくスタイルだ。
海未曰く、『そんな滅茶苦茶な持ち方で戦えるのは意味が分からない。他のメンバーは絶対に真似するべきでは無いです』
視野に映る周囲の敵一人一人の動き全てを注視
そこから注視した対象それぞれの動きを予測する。
―――ギョーン!! ギョーン!! ババンッ!!!!
一体、また一体と倒されていく吸血鬼。
屋上には絵里によって殺された吸血鬼の屍が積み重なる。
20人近くいた彼らも、片手で数えられる程に減っていた。
「ぜぇ……ぜぇ、ぜぇ」
「く、くそっ……化け物がぁ」
絵里「あらら、こっちの増援が来る前に決着がつきそうね」
斎藤「……っ」ギリッ
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