千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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23: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:16:51.52 ID:Oxw6Sm3G0



絵里「は〜い、待たせたわね♪」

千歌「全く……遅いですよ!」

絵里「あらら、意外と多いわね。どいつもこいつも銃やら日本刀やら携えているみたいだけど……日本の警察は何をしているのかしら?」

千歌「こいつら吸血鬼は自分の肉体の一部を変形させて武器を生成するらしいです!」

絵里「便利な能力なこと」


斎藤「てめぇ……よくも!!!」

絵里「あなた達だって私の仲間を殺そうとしたじゃない」

絵里「殺そうとするってことは、殺される覚悟があるってことでしょう。違う?」

斎藤「……言ってくれるじゃねぇか」ピキピキ


絵里「千歌、その人を連れてここから逃げなさい。ここの敵は私が何とかする」

千歌「何とかって……今だけでも10人以上はいますよ!?」

絵里「大丈夫よ。こっちに向かっているメンバーがいるの。合流するまでの時間稼ぎくらいは出来るわ」

千歌「ですが……」

絵里「あら? 私のことが信用できないの? 言っておきますけど、千歌ちゃんより私の方がまだ実力は上なんだからね」

千歌「でも……」

絵里「それに、私の得意な状況を知っているでしょ? この場は誰よりも私が適任よ」

千歌「……分かりました。お願いします!!」ダッ



「あの女!! 逃げやがった!!」

「追うぞ!!」



千歌を追いかけようとした吸血鬼達に割って入るようにガンツソードを掲げる。
人差し指をリズミカルに左右に振りながら挑発する絵里。



絵里「ダメダメ。あなた達の相手はこの私よ?」チッチッ



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