白菊ほたる「光」
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7: ◆CfShMv7DuQ
2018/04/10(火) 23:18:23.83 ID:WKu1Dz3e0


「白菊さん、どうぞ」


それからどれくらい経ったでしょうか。いつの間にか待合室には私1人だけ。
そんな状況にも名前を呼ばれてから気がつきました。


「失礼します」


そう言いながら面接室に入ると、そこには若く温和な雰囲気の男性が1人座っています。
今までの事務所でも最低2人は面接官がいたので346プロのような大企業で面接官が1人なんて……。
驚いていると、向こうもこちらの驚きを感じ取ったのか


「ああ、普段の面接は上の人も一緒にもっと大人数でやるんですけど、今回は少し訳ありで私だけなんですよ」


男性は少し笑いながらそう言うと私の着席を促し、面接が始まりました。




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