カドック君がカルデア爆破から生還しました。【Fate / FGO】
1- 20
294: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:15:18.19 ID:ZUigXxbvo
黒いジャンヌの攻撃方法は火炎。遠距離攻撃も可能だが、それより接近戦を好む。好戦的ゆえに乗せると恐ろしいが守りが脆弱。分析は先の戦闘でできてる。

問題はファブニール。情報がない。戦いながらセイバーやマルタの話を聞いている暇があるとも思えない。サーヴァント六騎でも及ばない可能性すらある。

――だが、キャスターの言う通りだ。これは、確定した敗北をひっくり返す戦いだ。自分の有利を捨てて敗走するような奴に人理修復なんてできるものか。
以下略 AAS



295: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:15:47.86 ID:ZUigXxbvo
上空の敵も動き出す。先ほどの「ただの息」とは違う。正真正銘の竜の一撃が装填される。

あれはダメだ。人智を超えている。計り知れない。

セイバーの一撃が、最大の一撃であるならば、ヤツの一撃は無限の一撃。計測の域を脱している。
以下略 AAS



296: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:16:17.31 ID:ZUigXxbvo
キャスター「マスター……いまにも体が焼ききれそうなの。両の手が引き裂かれそうなの。骨が、肉が、魂が蒸発しそうなの……」

カドック「キャスター……すまない……耐えてくれ……すまない……僕は……何もできない」

キャスター「もう辛くて、苦しくて、涙がとまら、ない、の……だから、そんな悲しいことを、い、わないで」
以下略 AAS



297: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:17:06.22 ID:ZUigXxbvo
巨大な光がキャスターを飲み、次いでルーラーも飲み込まれていく。


ルーラー「っあ、ああ……! ま、すた……令呪、をっ……」

以下略 AAS



298: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:17:59.33 ID:ZUigXxbvo
僕だって、お前のような強さがあったなら……。


ははっ。僕は結局最期まで、嫉妬と自己否定か。

以下略 AAS



299: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:18:45.44 ID:ZUigXxbvo
光に消えたはずのルーラーとキャスターが、地に這いつくばりながら、宝具を展開し続けているのが見えた。

まるで万力にはさまれたクルミのように、砕ける一歩手前で。ついに全身全霊をかけた三つのクルミが、一瞬、万力を止めた。


以下略 AAS



300: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:19:35.14 ID:ZUigXxbvo
光に消えたはずのルーラーとキャスターが、地に這いつくばりながら、宝具を展開し続けているのが見えた。

まるで万力にはさまれたクルミのように、砕ける一歩手前で。ついに全身全霊をかけた三つのクルミが、一瞬、万力を止めた。


以下略 AAS



301: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/05/07(月) 19:21:13.60 ID:ZUigXxbvo
ここまで。がんばれカドックくん


302:名無しNIPPER[sage]
2018/05/07(月) 19:53:15.37 ID:Zmcxd0Kb0



303:名無しNIPPER[sage]
2018/05/07(月) 20:47:19.85 ID:HwgBK5V3o
おか
詫び石はよ


348Res/197.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice