5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/10(火) 11:43:25.79 ID:3ttUwrsJo
先生「諸君、入学おめでとう。これから一年間君たちの面倒を見るものだ。厄介事だけは起こしてくれるなよ?」
先生「今日は入学式も終わった、後は教科書類の配付だけだ……まぁ私のクラスは置き勉しようが何しようが構わん。ただし課題だけはしっかりとやれ、そして私に迷惑をかけるな。それだけだ」
先生「では、後の時間は適当に自己紹介でもして好きにするといい。君たちは晴れて義務教育から解放されたのだ。好きに考え迷惑かけない範囲で自由にやれ。配付する教科書は教卓に置いてある。適当に一部ずつ配っておいてくれ。では、解散」
幼子(……また随分と豪快な先生に当たってしまったなぁ……)
男「おお……流石高校」
幼子(何故かこいつは感心してしまってるし……)
「ねぇねぇ、幼子さん」
幼子「え?何?」
「これから皆で遊びにいかないかって話なんだけどね」
幼子「ぁー」
友子「いくいくー。勿論幼子もねー」
幼子「ぇ」
友子「ね?」
幼子「……はぁ、わかりました」
「男くんも友くんも一緒にいこーよー」
男「あー、ごめん。行きたいんだけど俺ちょっとバスケ部に顔出してみたくてさ。本当ごめん!」
友「僕もサッカー部ちょっとだけ顔だそうかなって思っててさ」
「もう部活決めてるのー?はやいねー」
男「そう言うわけで折角の誘いなんだけどさ」
「うん。じゃあまた今度ねー」
男「ああ、その時空いてたら行くよ」
「あ、じゃあ携帯教えてー」
男「いいぞー」
幼子(……こういった要領はいいんだよねぇこいつ。世渡り下手そうなのに)
友子「あれれ?ライバル出現で困ってます?」
幼子「そんなんじゃないから」
男「じゃあなー幼子ーまた後でなー」
幼子「あー、うん。あんま無理しないようにねー」
男「おう!」
友「行こうぜー男」
男「ああ!楽しみだな」
幼子「嬉しそうにしちゃってまぁ……」
友子「あはは、でもそこがいいんでしょ?」
幼子「……さぁ?」
幼子(まぁ、あのバスケ馬鹿も初日から何か問題起こしたりしないでしょ)
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