60: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/04/14(土) 17:17:30.08 ID:x9sd9kyc0
「待ってくれ!」
格好良く別れを決めたはずが、びっくりするくらいの大声のせいで思わずつんのめった。
塀の向こうから数羽の小鳥が飛び立ったのは、恐らく今の声のせいだろう。
振り返ったら、ぶつからんばかりの勢いで右手がこちらに伸びてきていた。
またハンカチ? と思ったけれど違う。
白くて長四角で……ティッシュ?
いや違う、もっと薄い。
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