23:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 22:34:36.94 ID:RJhkF+ZN0
それから後の事を黒木はよく思い出せない。
気付いた時には自宅で、食事も風呂も済ませておりベッドで横になっていた。
なにかと距離を取ろうとする弟の智貴ですら帰宅後終始上の空だった智子の様子を心配して部屋を訪ねてきたがそれすらも記憶が曖昧だった。
頭のなかは公園での出来事が永遠と繰り返されていた。
「私って…意外と純情だったんだな…」
ぼそりと自分に呆れたような台詞を残して、珍しく普通の時間に智子は眠りについた。
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