喜多日菜子「むふっ、分かりました〜。それでは…藍子お姉ちゃん♪」高森藍子「!?」
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◆WZ.cGtUvzg
[saga]
2018/04/06(金) 20:51:23.20 ID:TK6hzyKh0
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「――でね、その公園で鳩さんに餌をやっている、小さな女の子がいたの」
ラジオのブースの中で少女が二人で笑い合っていた。
一人は緩やかなロングを背後で纏めて流しており、ゆったりとした洋服で身を包んでいる。
「かわいいですねぇ。それでそれで?」
もう一人はボブカットに整えられたその頭には、ちょこんとベレー帽を被っていた。
「餌をえいって遠くに投げたつもりが、足元に叩きつけちゃって」
「勢いが付きすぎたんですかね」
「そうかも。そしたらたくさんの鳩さんがそこに群がっちゃって、女の子が泣き出しちゃったの」
「むふっ、群がれるとちょっと怖いですもん。いつぞやも同じ事務所のナターリアさんが鳩に――」
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