7:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:27:18.49 ID:2q1m73wA0
???「……あの、もしかして、ユッコのこと、見えてます」
ありす「はい」
???「でえええええええええ!?」
8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:29:56.47 ID:2q1m73wA0
ゆっこ「だーかーらー! オモチャじゃないです! ユッコはれっきとした妖精です! よ、う、せ、い!」
ありす「はあ、妖精……確かに2等身のそのお姿は、ゲームや漫画でよく見る妖精ですね」
ゆっこ「そうです! 魔法の国、マジカルランドから来た妖精です!」
9:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:32:53.43 ID:2q1m73wA0
ありす「はあ……それで、その……マジカルランド、の妖精さんが、どうしてこんなところにいるんですか?」
ゆっこ「そうです! 本題はそこです! 単刀直入に言います。あなた、魔法少女になりませんか!?」
10:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:35:34.99 ID:2q1m73wA0
――公園
ありす「ここなら落ち着いてお話しできますね。学校もありますので、手短にお願いします」
ゆっこ「はい! わかりやすく纏めますね!」
11:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:36:42.96 ID:2q1m73wA0
ゆっこ「やっぱり危ないお話ですし、王国側としてもより高い素質のある人間に魔法少女になってもらうよう、お願いするってお話になっているんです」
ありす「なるほど……確かに、能力の低い人間を無駄に雇用するのは非効率ですからね。つまり、私にはそこまでの素質は無いということですか?」
ゆっこ「そんな現実的な目線でお話されると……えっとですね、ここに国で定めた魔法少女の能力についてのガイドラインがあります」ゴソゴソッ
12:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:37:30.59 ID:2q1m73wA0
ゆっこ「とりあえずそれを握って、何でもいいので強く念じてみてください。それであなたが魔法少女になれるかが分かります!」
ありす「そ、そうなんですか……」ドキドキドキ
ゆっこ「おやおや? そのお顔、もしかしてちょっとドキドキしてきましたか?」ニヤニヤ
13:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:39:21.96 ID:2q1m73wA0
<キーンコーンカーンコーン
14:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:43:47.88 ID:2q1m73wA0
――放課後、ありすの通う学校(正門)
ありす「ふぅ……宿題が出てしまいました」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:50:57.75 ID:2q1m73wA0
――街中、横断歩道
ありす(信号、長いな……)
ありす「あっ」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:53:28.60 ID:2q1m73wA0
「面白いもん見つけたら文香ちゃんにお土産買ってきてあげるからさー、いつもみたいにいいでしょー?」
文香「あの……それは……」
17:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:54:32.74 ID:2q1m73wA0
「ありがとー文香ちゃん♪ それじゃまた明日学校でねー」
文香「……」
50Res/48.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20