45:名無しNIPPER[saga]
2018/04/07(土) 01:53:13.86 ID:AdSUQnoZ0
カスミ「……スターミー、戦闘不能。レッド、貴方の勝ちよ。全く、驚かされたものだわ……」
ピジョン「……ふぅ。良かった」
レッド「ポッポ……いや、ピジョン」
ピジョン「レッド君。私、勝ったよ」
ギュッ
レッド「目を見るだけで考えてた事は分かってたけど、信じてた……成功して良かった、本当に」
ピジョン「わっ……抱き締めてくれたの、初めてじゃない?」
レッド「なんか、力抜けて……進化するまで、痛かったよな。キツかったよな……ごめん」
ピジョン「聞きたいのはごめんじゃなくて」
レッド「ありがとう」
ピジョン「よくできました。あの時は頭が真っ白になっちゃってたけど、私もそんな命に関わるような無茶はしないよ〜」
レッド「本当にありがとう……それと」
ピジョン「……」
レッド「綺麗だよ、ピジョン」
ピジョン「ふふ〜。そう言ってくれると思ってた」
カスミ「わぁー、お熱いことで。お似合いじゃない」
スターミー「……すまないな、私ではああいう事は出来なくて。スターミーという個体は雌雄の概念がないんだ」
カスミ「そうやって不器用に困った顔する君もかわいいよ」
スターミー「……そう言われても、私は主の剣となる事しかできない。喋る護身用の懐刀にしかなれないんだ、役不足だな私は……」
カスミ「そうして在り方に悩む君が私はとっても愛おしいけどね、性別なんて関係ないよ、本質的にはさ」
スターミー「そう、いうものだろうか……」
カスミ「私は貴方が男の子でも女の子でも、貴方の事好き。勿論雌雄のない種族でも。それだけよ」
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