11: ◆cgcCmk1QIM[sage saga]
2018/04/01(日) 23:04:13.11 ID:ljaLpwSi0
福の神「菜々殿、食事、本当にありがとうございました。では」
菜々「あ、あの!!」
福の神「?」
菜々「どうなるにしても、忙しいのは変わらないでしょう? ナナ、ときどきお供え物作っておきますから!」
福の神「菜々殿」
菜々「本当に貴方が必要なとき、倒れたりしないように、ね!」
菜々(ありがとう、って小さく言って、福の神さんは消えました)
菜々(その後、福の神さんがほたるちゃんから離れたのか。今も側にいるのか、ナナには解りません)
菜々(解らないと言えば、本当にあの人が福の神だったかも、確かめようがないことです)
菜々(だけど、あの人がほたるちゃんを心から案じていたのは本当だったと、ナナは思います)
菜々(だからナナは、あの福の神さんへのお供え物を、今日も欠かさないのです…)
(おしまい)
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