【fate / zero × BLEACH】切嗣「セイバー…真名が十刃<エスパーダ>だと」
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58:名無しNIPPER[saga]
2018/04/01(日) 17:56:31.32 ID:V+W3wkMN0
〜現在 河川敷〜

アーロニーロ「さあ、あと残っているサーヴァントを狩れば終わりだ」

切嗣「まだ消滅が確認出来ていないのはランサーか」

アーロニーロ「ランサーハザエルアポロガ使エルヨウニシテイタナ」

切嗣「君達以外のセイバーは消えた。ならランサーは自由の身だろう。単独行動のスキルがあれば…の話だが」

切嗣「まあ単独行動スキルは本来アーチャーが所持しているものだが、もしランサーが単独行動スキルを持っていたとして…」

切嗣「今ならランサーを倒すのはそう難しくはないはずだ。こちらにはアイリもいる。問題は無い…」

アイリ「…」

切嗣(…待て、何故アイリがここまでサーヴァントが消滅して無事なんだ。これはまさか!)

切嗣「っ!!」パァン!!!パァン!!!

アーロニーロ「何をしているマスター!?」

アイリ「…」スッ

切嗣「すり抜けた!?偽物か!」

アーロニーロ「戦っている途中ですり替わっていたのか!?一体誰が…」

アーロニーロ「聞イタコトガアル。ノイトラガ前ノ3番ヲ倒シタ時モ今回ト同ジ偽物ヲ使ッタラシイ」

アーロニーロ「ソノ時ニ協力シテイタノハ…」

アーロニーロ「ザエルアポロ…」

切嗣「くそっ!令呪を研究していた奴なら令呪に抗う術も用意できたということか」

切嗣「恐らく奴はアインツベルンの拠点にはいない。聖杯を降臨させる場所に居るはずだ」

アーロニーロ「マスターが爆弾を仕掛けたあのマンションにまだいるのか?」

切嗣「そこには舞弥を向かわせてあるが…連絡はない」

アーロニーロ「行クカ?」

切嗣「そうだな、ちょうど車も準備している。舞弥と連絡を取りつつ…」ピピピピピピ

アーロニーロ「噂をすれば…というやつか。無線ではなく電話連絡か」

切嗣「ウルキオラ、電話は使えるな。代わりに出てくれ」

ウルキオラ「了解した。…ザエルアポロか?」ガチャ

ザエルアポロ『おや、マスターではなくウルキオラが出るとはね。この通話には何も仕込んではいないよ』

ウルキオラ「どこにいる」

ザエルアポロ『さあ?君達にそれを教えるわけがないだろう。まあどの道聖杯は降臨する』

ザエルアポロ『ああ、そういえばランサーのマスターの拠点近くをうろついてた馬鹿な人間なら脳を瓶詰にして今の拠点に置いているよ』

ザエルアポロ『舞弥…だったかな。フルネームを知らなくてね。瓶に名前が書けなくて困っていたんだ。ウルキオラは知らないかい?』

ウルキオラ「長話には付き合う気は無い。どこにいると聞いている」

ザエルアポロ『すぐにわかるよ。そろそろ聖杯が機能し始める。そうすればね…』ガチャ

ウルキオラ「切れたか、面倒な奴だ」

アーロニーロ「何故ザエルアポロには令呪が効かない。そもそも魔力供給はどうしている」

切嗣「これは僕の勝手な予想だが、アインツベルンの城にある過去の聖杯戦争の記録やホムンクルス、アインツベルンが間桐家から密かに持ち出していた令呪の資料を参考にして、魔力や令呪のパスを僕からソラウに無理矢理変更したんだろう」

アーロニーロ「ソンナ事が可能ナノカ?」

切嗣「普通は無理だ。だがランサー陣営は令呪と魔力のパスを別人に繋いでいた」

切嗣「ランサーのマスター、ケイネスを解剖したりケイネス本人から無理矢理聞き出した知識等がもしあれば可能になるかもしれない」

切嗣「全く…迷惑な科学者だよ」


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