【fate / zero × BLEACH】切嗣「セイバー…真名が十刃<エスパーダ>だと」
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56:名無しNIPPER[saga]
2018/04/01(日) 17:54:51.42 ID:V+W3wkMN0
聖杯戦争開始前 深夜
〜アインツベルン城裏手〜

切嗣「遅かったな」

アーロニーロ「こんな時間に呼び出しておいてかける言葉がそれか」

アーロニーロ「…何の用だ?」

切嗣「聖杯戦争中、君に行っていて欲しいことがある」

アーロニーロ「ドウイウコトダ?」

切嗣「君には舞弥と協力して他のセイバーを喰らってもらう」

アーロニーロ「…何ダト?」

切嗣「君達はセイバー…十刃という1つの集合体として召喚されている。君達から聞いた話では、十刃は例えば元が多重人格等の内的要因で複数にいるという訳ではないらしい」

アーロニーロ「その通りだ。藍染惣右介、奴が自身の欲望のための手駒として使うために定義した集団。それが十刃だ」

アーロニーロ「藍染ッ、アノウソツキメ!」ギリ

切嗣「個々とした集団である以上、聖杯への願いは違う。想定されるのは願いの成就の為のセイバー通しの殺し合い」

切嗣「仮に聖杯戦争を勝ち残ってもそれからさらに殺し合いが始まる」

切嗣「そうなれば僕がどこまで介入できるかわからない。最悪脱落したセイバーが最後に令呪を切り落としてくる可能性もある」

アーロニーロ「仮ニソウナレバ第9<ヌベーノ>デハ勝チ目ハナイ…トイウコトカ」

切嗣「それにこれは戦争だ。勝つためにはなんだってやる魔術師がいても不思議ではない。神霊、神の類やその力そのものを召喚されてしまえば並のサーヴァントレベルの力しか持たない状態のセイバーでは勝ち目があるかわからない」

アーロニーロ「慎重な意見だな。舐めるな…と言いたいが話している事は間違いではないな」

アーロニーロ「生前ト同ジ力ヲ持ッテイレバ…イヤ、ソウナルトマスターノ魔力ヤ統率ガ取レナイカ」

切嗣「ああ、そういう意味では助かったと思っておくさ」

切嗣「さあどうする。僕の提案に乗るかい?」

アーロニーロ「…イイダロウ」

アーロニーロ「喰虚<グロトネリア>の力なら例え破面<アランカル>の死にかけを喰ってもその力を手に入れる事が出来るだろう」

アーロニーロ「そうなれば無敵だ。マスター、その提案、飲んでやろうか」

切嗣「わかった。ターゲットの順番については概ね決めているが戦況によって変えるつもりだ」

切嗣「それと…この計画にはもう1人十刃から協力者を見繕ってある」


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