14:名無しNIPPER
2018/03/30(金) 15:55:06.03 ID:XheO0RYd0
少し考えた後、Pは柔らかな表情でひなたに答えた。
P「そうだな、確かにひなたは優しい。優しいから、みんなひなたのそばにいたくなるんだ。
学校の友達も、事務所の仲間も、社長も、そして、俺もだ。
そして俺は、ひなたの優しさこそがアイドルとしての魅力になると思っている。
だからひなた、自分の優しさに誇りを持っていいぞ。そして、その優しさを失わないでくれ。」
プロデューサーの言葉を受けて、ひなたの表情は晴れやかになった。
ひなた「プロデューサー...わかったよ。この優しさで、ファンのみんなを温かい気持ちにしてみせるべさ!!」
P「そのイキだ、ひなた。よし、レッスンまでは時間あるし、ひなたも茜たちに混ざって元気に遊んでこい!!」
ひなた「うん!!」
うなずくと、ひなたは笑顔でみんなの輪に入っていった。
律子「ひなたの優しさには、私たち仲間のアイドルとしても元気をもらえるんですよ」
P「ああ、俺もひなたの笑顔を見るたびに頑張ろうって思える。あいつは本当に優しい。
その優しさが人を引きつけているのか、ひなたの周りにはいつも輪ができている。
ただ、だからこそ、嫌なことは他人に見せないよう心の奥にしまってしまいがちだ。
だから、これからはひなたの居心地の良い場所を俺や大人達で作ってあげることも必要かな」
律子「そうですね。私も、今までの分、ひなたに元気を返せたら良いなって思ってます!」
今日もひなたの周りには、笑顔が溢れている。
優しさから始まるアイドル、それが木下ひなた。
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